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はじめての不動産ガイド

知っておくべき
不動産相続の基礎

模型の家を前に不動産相続の書類を記入する相談者

相続はいつか分からない!
直面したときに慌てないために
今知っておこう!!

不動産相続は、単に財産を引き継ぐだけではなく、法律・税務・権利関係などが複雑に絡み合う重要な手続きです。事前に正しい知識を身につけておくことで、将来的なトラブルを未然に防ぎ、円滑な相続を実現することができます。

両手のひらに家の模型をのせている様子

不動産相続とは?

不動産相続とは、土地や建物といった不動産を、亡くなられた方(被相続人)から相続人へ引き継ぐことを指します。現金や預貯金とは異なり、不動産は形があり分割しにくい資産であるため、誰がどのように引き継ぐかによって、その後の活用や管理に大きな影響を与えるのが特徴です。

相続範囲

不動産相続を進めるうえで、まず確認しなければならないのが「誰が相続人になるのか」という相続人の範囲です。相続人は法律によって定められており、該当する方全員で遺産分割について話し合う必要があります。

基本的に、配偶者は常に相続人となります。これに加えて、血縁関係に応じた優先順位が定められており、第一順位は子ども(直系卑属)、第二順位は父母などの直系尊属、第三順位は兄弟姉妹となります。上位の順位に該当する相続人がいる場合、下位の順位の方は相続人にはなりません。

相続順位の家系図。配偶者は最優先で法定相続人となり、第1順位は子と孫、第2順位は親と祖父母、第3順位は兄弟姉妹と甥・姪

Point!

  • 配偶者は必ず相続人になる
  • 血族は「子 → 親 → 兄弟姉妹」の順で優先
  • 上位がいる場合、下位は相続人にならない
  • 亡くなっている場合は「代襲相続」が発生

不動産相続の必要書類

相続登記の手続きを進めるためには、さまざまな必要書類の提出が求められます。また、遺言書がある、遺産協議書がある、と相続のパターンによっても提出物が異なるので注意が必要です。

■不動産相続の必要書類

書類 用途・目的 得意先
登記申請書・委任状 法務局への名義変更手続き 法務局
登記事項証明書(全部事項証明書) 正確な不動産情報の確認 法務局
被相続人の戸籍謄本(出生〜死亡) 相続人の確定 本籍地の市区町村
相続人全員の戸籍・住民票 記手続き 本籍地の市区町村、住所地の市区町村
不動産の固定資産評価証明書 登録免許の計算 市区町村税務窓口(固定資産税課)
遺産分割協議書 産の分配内容を証明 相続人全員で作成
印鑑登録証明書(遺産分割協議の場合) 協議書の実印が本人か確認 住所地の市区町村

正式な手続きをしないと
罰せられる事もあるから
気をつけよう

不動産を相続した場合、必ず行わなければならないのが「相続登記(名義変更)」です。これまで相続登記は任意とされていましたが、現在は法律の改正により義務化されており、正当な理由なく手続きを行わない場合には10万円以下の過料が科されることになりました。

Point
だよ!